スポーツ観戦好きオジサン つれづれ

僕がスポーツのことで感じたこととかを書いていきます。

男子バレー日本代表、宮浦健人が引っ張る“今”のチームに、確かな希望を感じている。

石川選手


バレーボールネーションズリーグ(VNL)が始まっている。 今年の男子日本代表は、石川祐希高橋藍、小野寺太志といった主力を休養させ、ふだん代表戦では出場機会の少ない選手たちがコートに立っている。

それでも、チームはしっかり戦えている。 いや、むしろ「戦えている」どころか、見ていてワクワクする場面が多い。 それは、選手層の厚みが増してきた証拠だと思う。

宮浦健人という存在

今の代表を見ていて、真っ先に目に入るのが宮浦健人だ。 オポジットとして、攻撃の軸を担い、サーブでも流れを引き寄せる。 先日のフランス戦では、最終セットでサービスエースを決めて勝利を引き寄せた。 あの場面であのサーブを打てる選手が、今の日本にいるという事実が、なんだか嬉しかった。

日本代表のオポジットといえば、やはり西田有志の名前が浮かぶ。 ただ、彼は今季、代表からの休養を選んだ。 その決断もまた、簡単なものではなかったはずだ。 だからこそ、宮浦がそのポジションに“すっと”はまっているのを見ると、頼もしさと同時に、少しだけ感慨深くなる。

「主力不在」ではなく、「新しい主役たち」

石川や高橋藍、小野寺といった選手たちがいない今のチームを、「主力不在」と表現するのは簡単だ。 でも、今の代表を見ていると、そんな言い方はもう古いのかもしれない。 大塚、富田、エバデダン、そして宮浦。 それぞれが自分の役割を果たし、チームとして機能している。

もちろん、まだ粗さもある。 先日のウクライナ戦では、接戦の末に敗れた。 でも、そこに悲壮感はなかった。 むしろ、「このメンバーでここまでやれるんだ」という手応えの方が強かった。

7月、日本ラウンドへ

7月の日本ラウンドからは、石川、高橋藍、小野寺といった主力が合流する予定だ。 そうなると、いよいよ“フルメンバー”が揃う。 OH:石川、高橋藍 OP:宮浦 MB:小野寺 L:山本 S:関田

この布陣が実現すれば、世界の強豪と互角以上に渡り合えるはずだ。 昨年の銀メダルを超える景色が、見えてくるかもしれない。

最後に:今の代表が見せてくれるもの

今の代表は、いわば“過渡期”のチームかもしれない。 でも、そこにこそ面白さがある。 誰かの穴を、誰かが埋める。 そして、気づけばその誰かが、新しい主役になっている。

宮浦健人という選手が、まさにそうだ。 彼のプレーには、迷いがない。 そして、どこか楽しそうに見える。 その姿に、僕は希望を感じている。

この夏、どんなチームが完成するのか。 その過程を見られることが、今はただ嬉しい。