スポーツ観戦好きオジサン つれづれ

僕がスポーツのことで感じたこととかを書いていきます。

200勝と2000本安打、その重みについて考えていた。

田中投手


田中将大が、ジャイアンツにやってきた。 日米通算197勝という実績を引っさげて。 キャンプインの頃は「マー君再生」「あと3勝」といった言葉が飛び交い、 ベイスターズファンの僕でさえ、「早く達成してほしいな」と思っていた。

開幕してすぐに198勝目を挙げたときは、「これはすぐだな」と思った。 でも、そこからが長い。 4月の対戦では、ベイスターズが打ち込んだ。 そして先日は、ファームの試合でもめった打ちにしてしまった。

マー君は、もうダメなんだろうか

2013年、24勝0敗で日本一。 あの年の田中将大は、まさに“無双”だった。 メジャーに渡ってからも、ヤンキースという重圧の中で、毎年コンスタントに勝ち星を積み重ねてきた。 でも、楽天に戻ってきてからは、苦しいマウンドが続いている。

右肘の手術、フォーム改造、球速の低下。 ファームでの登板では、5回途中14被安打6失点という厳しい内容だった。 それでも、本人は「この結果を受け止めて、また前に進んでいかないといけない」と語っていたという。

ピッチャーの肘や肩は、やっぱり強くはないんだと思う。かの松坂大輔も、肩を痛めてからは投球の凄みに陰りが出てしまった。 それでも、あと2勝。 この2勝だけは、なんとか達成してほしい。 それが、ファンとしての願いだ。

一方で、浅村栄斗が2000本安打を達成した

5月24日、楽天モバイルパーク宮城。 浅村がプロ野球史上56人目となる通算2000安打を達成した。 初回の第1打席、右前に先制の一打。 平成生まれ初の偉業だった。

でも、なんとなくメディアの扱いは控えめだった気がする。 バッターとしては、間違いなく金字塔なのに。 気のせいかもしれないけれど、少しだけ寂しかった。

200勝と2000本安打、どちらが難しいのか

ピッチャーの200勝は、10勝を20年。 バッターの2000本安打は、100安打を20年。 単純に数字だけを並べれば、同じように見える。 でも、感覚的には、ピッチャーの方が難しそうに思えてしまう。

登板間隔、故障リスク、チーム事情。 勝ち星は、自分だけではどうにもならないことも多い。 今、200勝に近づいているのは、田中将大石川雅規。 石川はあと12勝。 バッターでは、丸佳浩があと136本。 どちらも、あと少し。でも、その「少し」が遠い。

節目の数字が持つ意味

プロ野球の世界も、少しずつ変わってきている。 登板数、打席数、選手寿命、起用法。 昔と同じ基準で語れない部分もある。 だからこそ、200勝や2000本安打という数字が、 これからも「大きな成果」として語られ続けるのかどうか、 少しだけ考えてしまう。

もしかすると、時代に合わせて基準を見直すタイミングが来るのかもしれない。 でも、今はまだ、この数字に込められた重みを、 静かに受け止めていたい。