
2026年のW杯出場が決まった。 最終予選の残り試合は、戦術や選手の幅を試す貴重な機会になる。 そんななか、ドイツでプレーする佐野海舟選手が代表に招集され、試合にも出場した。
プレーはまずまず。 チームも勝利。 でも、僕の心は、どこか晴れなかった。
不起訴という言葉の重さと、軽さ
佐野選手は、不同意性交の容疑で現行犯逮捕された。 その後、不起訴処分となったが、報道によれば、当初は容疑を認める発言もあったという。 不起訴になったからといって、すべてが「なかったこと」になるわけではない。 もちろん、法的には無罪と同じ意味を持つ。 でも、代表という「国の顔」に選ばれることには、もう少し慎重であってほしかったと思ってしまう。
森保監督の判断は、温情だったのか、それとも信頼だったのか。 いずれにせよ、非難が集まるのは当然だと思う。
伊東純也選手のケースもあった
伊東純也選手も、女性からの告訴を受けて不起訴となったが、現在も民事訴訟や検察審査会の申し立てが続いている。 彼は代表に復帰している。 この判断もまた、賛否が分かれた。
真相は、当事者にしか分からない。 密室での出来事は、証拠も証言も曖昧になりがちだ。 だからこそ、僕たちは「不起訴」という言葉に、どう向き合えばいいのか、いつも迷う。
男と女、そしてプロスポーツ選手という存在
プロスポーツ選手は、やっぱりかっこいい。 見た目も、プレーも、振る舞いも。 だからこそ、ファンがつくし、注目も集まる。 でも、その分だけ、責任も大きい。
男性アスリートと女性のトラブルは、昔から少なくない。 お酒の席での出来事、合意の有無、示談金、ハニートラップ…… どれも、外からは真実が見えにくい。
僕は、男も女も、そんなに悪い人ばかりじゃないと思っている。 でも、性が絡むトラブルでは、どうしても男性側が「仕掛けた」と見られやすい。 それが現実だし、だからこそ、慎重であってほしいとも思う。
秋のキリンチャレンジカップに向けて
日本代表は、秋にキリンチャレンジカップを控えている。 10月にはパラグアイ戦、11月には国立競技場での試合も予定されている。 W杯本番に向けて、ベストメンバーが招集されるだろう。
ボランチには、遠藤航、守田英正、田中碧。 この3人がいれば、正直、盤石だと思う。 そこに佐野海舟を加えるかどうか。 プレーの質だけでなく、世論の反応も含めて、難しい判断になるはずだ。
最後に:代表という「場」の意味
代表は、ただのサッカーチームじゃない。 国を背負う場所であり、子どもたちの憧れでもある。 だからこそ、選ばれる選手には、プレー以外の部分でも「見られている」という意識を持っていてほしい。
僕は、佐野選手のプレーを否定したいわけじゃない。 でも、今はまだ、代表のユニフォームを着るタイミングじゃなかったんじゃないか。 そう思ってしまう。