
阪神タイガースが強い。 昨日も接戦を制して、ついに10連勝。 2位以下とのゲーム差も広がり、首位を独走する展開になってきた。
今回は、この阪神タイガースの強さについて、少し考えてみたいと思う。
打線の核は、佐藤輝明
今季の阪神打線で象徴的なのは、やはり佐藤輝明選手。 これまでの印象では、やや振り回すタイプで、確実性や勝負強さに課題があるように感じていた。 でも今季は違う。 4番に座り、打率・本塁打・打点すべてで高水準。 数字にも、雰囲気にも、頼れる主軸としての存在感がにじんでいる。
三塁守備に戻ったことで、守備でも安定感が増し、まさに“虎の顔”になった。
近本・中野の1、2番コンビ
近本光司と中野拓夢の1、2番コンビは、相変わらずの安定感。 打率も出塁率も高く、出れば走れる。 初回から1死2塁以上の状況を作れる確率が高く、相手投手にとっては脅威だ。
この2人が出て、3番の森下翔太が返す。 この流れが、阪神の得点パターンとして定着している。
森下翔太と大山悠輔
3年目の森下翔太選手は、開幕から3番に固定され、積極的なバッティングで打点を重ねている。 そしてその後ろには、大山悠輔選手。 昨年まで4番を務めていたが、今季は打順が変わっても、勝利への意識が高く、むしろプラスに働いているように見える。
打順にこだわらず、チームのためにバットを振る姿勢。 それが、今の阪神の強さを象徴している。
投手陣の安定感
個人的には、打線に比べて投手陣の印象はやや薄かった。 でも、名前を挙げていくと、いやいや戦力十分だわ…という感覚になる。
才木浩人、村上頌樹の両輪は安定感抜群。 そこに大竹耕太郎、伊原陵人、デュプランティエ、門別啓人といった先発陣が続き、試合をしっかり作ってくれる。
中継ぎ以降も、及川雅貴、石井大智、桐敷拓馬、湯浅京己、そして守護神・岩崎優と、戦力は十分。 特に及川投手は横浜高校出身で、サムライジャパンにも選ばれるほどの活躍。 応援したい気持ちと、あまり活躍されても困るなぁという複雑な気持ちが混ざる。
同じ理由で、伊藤将司投手や森下翔太選手(東海大相模出身)にも、つい目がいってしまう。
チーム全体の完成度
チーム打率、チーム防御率ともにリーグ1位。 これは、名前を挙げた選手以外のメンバーも、しっかり役割を果たしている証拠だと思う。 脇を固める選手たちの働きが、チームの完成度を高めている。
守備面でも、センターラインの安定感が際立っていて、併殺数や守備率も高水準。 投手陣はQS率(先発が6回以上自責3以下)も高く、リリーフ陣のWHIP(1イニングあたりの出塁許可数)も優秀。 数字で見ても、隙がない。
最後に:よくよく振り返ってみると…
阪神は2020年以降、ずっとAクラス。 2023年には日本一にも輝いた。 つまり、今季の強さは“突然の快進撃”ではなく、“積み重ねの進化”なのだと思う。
ちょっと、これは強いはずだよなぁ。 この阪神の牙城を崩すには、セ・リーグ上位のチームが直接対決で勝ち星を奪いながら、 ベイスターズは着実に勝ちを積み重ねていくしかない。
僕もまた、しっかりベイスターズを応援していきたい。